俺は元気だぞ! ここが怖いのです。 2017年6月30日(金曜日)
こんにちは、公福舎隊長の長戸です。
本日は生前整理の作業。
軽トラ2車ぶんの量です。
ピストン2回で一人作業。
リーズナブルに済ませられ、依頼主様も大喜び。
一台で完了したかったけど無理でした。。。。
さてさて、一般の方々の”生前整理”への関心は未だにまだ低い気がします。
後世に残していく不用品というモノの処分に関しての始末は親の責任義務だと理解している方々は、生前整理に前向きだというのが現時点での風潮ではないでしょうか。
結婚式などのおめでたい門出にお金はかけますが、我々の仕事にまつわる出来事意識は、一般的にやはり
「お金を掛けずに最低限でやり繰りしたい」
「まだ後でいいだろう」
「俺はまだ元気だ!!!」
「自分たちでちょっとちょっとしていこう」
「業者は高い」
以上のような事ですが、そうは言ってられない事情がここ数年出てきています。
「俺は元気だ!!!!」
ここに最近の傾向が出てきています。
ここ数年、気温の上昇は30年前に比べるとクーラーなしでは生活できないほどの暑さとなってきています。
お年寄りの方が、クーラーなしでの生活で命を落とされる孤独死報告も数多くあります。
東京23区内だけに限定した場合、原因は様々ですが、2015年に2894名の方が孤独死されている事になります。
2015年時点で一人暮らしをしている65歳以上の高齢者は約600万人上ります。
高齢者がいる世帯のうち、3分の1は一人暮らしをしている方となります。そして、2025年には一人暮らしの高齢者が約700万人に増える見込みとなっており、それに伴って孤独死の件数もますます増えていくことでしょう。
元気だと思っておられる方も年々、いや日々、体力の消耗と体調管理の難しさに気づかず、突発的な病で命を落とすケースが多々見受けられるいま、元気こそ安心に安全にゆっくりと過ごす事を心がけるが大切です。
無理しない生活スタイルが一番で、何事も協力し分担し、任せる事でこの先を楽しく生きるに繋がる事ではないでしょうか。
無理は難敵です。