大工の棟梁の遺品整理 2016年7月29日(金曜日)
こんにちは、公福舎隊長の長戸です。
夏本番、毎日暑いですね。
今回は生前、大工の棟梁をしていた方のアパートの片付けをご紹介します。
写真にもありますように部屋中、大工道具でいっぱいのお部屋でした。
晩年、その培った技術を生かして組手という木工細工をひたすらこのお部屋で作成していたようです。
アパートのどこで寝ていたのかと思うくらい、ありとあらゆるところに ”ノミやカンナ・彫刻刀” などがありました。
また部屋の中で、材木をけずっていたらしく、木くず・・・の山でした。
70歳の男性がこの部屋でほとんど近所付き合いなく、孤独に作業に打ち込む姿を想像してみますと、なんとも少しやりきれない気持ちになりました。
作業自体は3時間程度で終了し無事、依頼主の実姉さんも安堵の様子でした。
何よりも本日、依頼主の実姉様に喜んで頂いた事がいつもながらに喜ばしい限りです。